
主君「押込」の構造 近世大名と家臣団
平凡社選書 119
出版社名 | 平凡社 |
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出版年月 | 1988年5月 |
ISBNコード |
978-4-582-84119-0
(4-582-84119-8) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 279P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
1988年
第10回
サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞 |
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要旨 |
家老・重臣層の間での合意が形成され、目付・物頭らがその指揮に従う旨の誓約をすれば、主君「押込」行為は大多数の場合、円滑・無血的に成就したものと思われる。しかしまた、家老・重臣層の意思が分裂していてもなお、主君「押込」はありえた。この場合には、反対派の大規模な武力制圧までが想定されていたのである。タテ型の日本社会における、伝統的な合意形成に関する野心的論考。 |
目次 |
1 阿波蜂須賀家の君臣抗争(諌言 |