商品内容
文学賞情報 |
2000年
第11回
斉藤茂吉短歌文学賞受賞 |
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要旨 |
『万葉集』の母体をなす中核的古撰集である巻一(90首)、巻二(167首)を収録。白鳳期の歌、いわゆる万葉第一・二期の歌々から成る。宮廷の儀礼・行幸などにまつわる「雑歌」(巻一)と、万葉びとの愛と死を奏でる「相聞」「挽歌」(巻二)とは、『万葉集』の基本的な三大部立で、以下の巻々の規範となった。「遊宴の花」額田王、「歌俳優」柿本人麻呂たちの作品が天皇の代ごとに配列され、立体的な白鳳絵巻を繰り広げる。 |
出版社・メーカーコメント
『万葉集』の母体をなす中核的古撰集である巻一、巻二を収録。「遊宴の花・額田王」「歌俳優・柿本人麻呂」らの作品が織りなす白鳳絵巻。第11回齋藤茂吉短歌文学賞受賞作。