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みかん畑に帰りたかった 北極点単独徒歩日本人初到達・河野兵市の冒険

出版社名 小学館
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-09-379228-8
4-09-379228-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 249P 20cm

商品内容

文学賞情報

2002年 第9回 小学館ノンフィクション大賞受賞

要旨

8000m超の巨峰、サハラ砂漠、そして北極点へ。友よ、誰のために何のために君は挑むのか。第9回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

目次

第1章 ニューヨーク
第2章 アコンカグア
第3章 リマ
第4章 ワスラカン
第5章 トクヤラフ
第6章 ナンガパルバット
第7章 帰国
第8章 サハラ
第9章 北極
第10章 リーチング・ホーム

おすすめコメント

友よ、誰のために何のために君は挑むのか。8000m超の巨峰、サハラ砂漠、そして北極点へ。日本人初の北極点単独徒歩到達を果たし、故郷・愛媛までを徒歩とカヤックだけで帰還する途中、還らぬ人となった冒険家・河野兵市。共にアンデスの最高峰に挑戦した著者が人間・河野兵市の素顔と、常に死と隣り合わせのアウトドア社会の闇をも描ききった渾身のノンフィクション。第9回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

 常に死と隣り合わせである冒険に、様々な形で果敢に挑んだ河野兵市。彼の青春と素顔が垣間見られる本作品は、冒険とは何かということから、回を重ねるごとに自らが更なる困難を設定し挑んでいかなければ、食べていくことができないアウトドア社会の闇までも描ききりました。第9回ノンフィクション大賞での選考会において満場一致で選出され、「抑制された、微塵のゆるぎもない文章」(船戸与一氏)、「生々しさと現場の感覚を感じた」(井沢元彦氏)、「痛快なスピード感」(猪瀬直樹氏)と、絶賛の声が続出した、久々のノンフィクション大賞話題作は、これから人生の冒険に挑む子供たちから、様々な冒険を重ねてきたお年寄りまで、幅広い年代の方々の心を打つメッセージが詰めこまれています。

著者紹介

埜口 保男 (ノグチ ヤスオ)  
1958年茨城県生まれ。1979年専門学校卒、1998年放送大学卒。1981年より自転車での世界一周の旅を開始、計7年間で104ヶ国を回った。現在は、看護士として千葉県精神科医療センターに勤務し、休みを利用しながら自転車の旅をつづけている。『みかん畑に帰りたかった―北極点単独徒歩日本人初到達・河野兵市の冒険』で第9回小学館ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)