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アフリカ農民の経済 組織原理の地域比較

出版社名 世界思想社
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-7907-1041-7
4-7907-1041-6
税込価格 7,150円
頁数・縦 482P 22cm

商品内容

文学賞情報

2005年 第26回 発展途上国研究奨励賞受賞
2005年 第26回 アジア経済研究所発展途上国研究奨励賞受賞

要旨

アフリカ小農世界は近代化に後れた社会として指弾されてきた。そこでは人々が、共に食べ、ものを分け合う共同体に生きている。生産性至上主義に抗して、人と人との関係に重きをおく「情の経済」の組織原理。それが支えるアフリカの豊かさとは何か。

目次

第1章 序説
第2章 アフリカ農民経済論のパースペクティブ―「アフリカ小農論争」を中心として
第3章 キサンガニ周辺焼畑農村の歴史的展開
第4章 焼畑農耕民の村落組織と「共食」の世界
第5章 商業エスニシティとキサンガニ農村
第6章 クム社会における生業の組織原理と変化の位相
第7章 熱帯焼畑農耕と家族制生産様式
第8章 富者と貧者―そのクム人的形態
第9章 「困難」をともに生きる共同体
第10章 アフリカ小農世界の動態と「消費の共同体」
第11章 結びにかえて―文明史の中のアフリカ小農世界

出版社
商品紹介

共食と分与の共同体。生産至上主義に抗し、人と人との関係に重きをおく「情の経済」の組織原理。それが支えるアフリカの豊かさとは。

著者紹介

杉村 和彦 (スギムラ カズヒコ)  
1958年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院農学研究科博士課程単位取得退学。博士(農学)現在、福井県立大学学術教養センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)