
投書家時代の森鴎外 草創期活字メディアを舞台に
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2004年7月 |
ISBNコード |
978-4-00-024129-8
(4-00-024129-X) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 331P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2005年
第13回
やまなし文学賞・研究評論部門受賞 |
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要旨 |
『読売新聞』投書欄に「千住 無丁老農」などの筆名で登場し、論陣を張るこの仮名の投稿者を手繰り、東京大学医学部卒業後の鬱屈した若き森林太郎に同定し、その初心の姿を森鴎外の全生涯に重ねて浮き彫りにする。鴎外研究の画期をなす表題作。ほかに近代日本文学における創作の「制度」となった原稿用紙、印刷された作品の本文の様態、書物となって読者に届くまでの作品の流通など、近代文学研究における最も根底的なテーマを踏み込んで論じる。 |
目次 |
投書家時代の森鴎外―『読売新聞』投書欄の再検討 |
出版社 商品紹介 |
森鴎外の初心の姿を浮き彫りにした画期的な表題作。ほか近代文学研究の根底的なテーマを踏み込んで論じる。 |