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光年 句集

出版社名 ふらんす堂
出版年月 2004年7月
ISBNコード 978-4-89402-663-6
4-89402-663-5
税込価格 2,934円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

文学賞情報

2005年 第20回 詩歌文学館賞・俳句部門受賞

要旨

九十歳を迎えた著者の第七句集。精神はいよいよ力強くそして軽やかである。老いの輝きともよぶべき向日性とともに、畏友・能村登四郎への追悼句など、悲しみの陰影も色濃く、人生の深い味合いがある。

目次

光年(平成九年)
未来創造(平成十年)
地熱(平成十一年)
月の言葉(平成十二年)
生かされて(平成十三年)
宇宙の音(平成十四年)
結晶体(平成十五年)

著者紹介

林 翔 (ハヤシ ショウ)  
大正3年(1914)1月24日、長野市に生まれ、生後十箇月で生母けんに死別。祖母に養われ、五歳で上京し、父豊次と母よしの養育を受けた。国学院大学入学後、同窓の能村登四郎と親交を結び、共に短歌雑誌「装填」の同人となったが、同誌廃刊後、俳句に転じ、昭和15年「馬酔木」に入門。昭和25年度から登四郎と共に「馬酔木」同人となる。昭和45年第一句集『和紙』出版。昭和46年3月、句集『和紙』により第十回俳人協会賞を受ける。以後、第二句集『寸前』、第三句集『石笛』、第四句集『幻化』、第五句集『春菩薩』、第六句集『あるがまま』を出版、本書『光年』は第七句集に当たる。昭和45年10月、登四郎が俳誌「沖」を創刊するに当たり、編集を担当、昭和58年、編集長を辞し「沖」副主宰となる。平成13年、登四郎の病篤く、能村研三が「沖」主宰を継承するに当たり、翔は「沖」最高顧問となる。なお、「沖」創刊後も「馬酔木」は休詠することなく、現在「馬酔木」顧問同人。俳人協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)