
政党内閣制の成立一九一八〜二七年
出版社名 | 有斐閣 |
---|---|
出版年月 | 2005年1月 |
ISBNコード |
978-4-641-07688-4
(4-641-07688-X) |
税込価格 | 6,600円 |
頁数・縦 | 346,6P 22cm |
商品内容
文学賞情報 |
2005年
第27回
サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞 |
---|---|
要旨 |
政党政治に否定的であった明治立憲制の下で、一九二四年から三二年にかけて政党内閣が相次いで成立し、さらに一九二七年に立憲民政党が結成されてからは、立憲政友会と民政党という二大政党の間で政権交代がなされた。そうした政党内閣の成立や政党間での政権交代は、なにゆえに実現し、どのような意味をもっていたのか。それは、戦前日本における政党政治の一つの到達点ではなかったか。一九一八年の原敬政友会内閣成立から二七年の民政党結成まで、政権の新たな担い手となる政党勢力と、首相を選定していた元老・宮中との相互作用を軸に分析・考察し、その現代的意義を問う。 |
目次 |
第1章 原内閣と憲政会―戦後における新旧の相克(一九一八〜二一年)(元老たちの戦後―原敬という選択 |
出版社 商品紹介 |
原敬政友会内閣成立から民政党結成まで、政党勢力と元老・宮中の相互作用を軸に分析・考察する。 |