• 本

北原白秋

出版社名 筑摩書房
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-480-88521-0
4-480-88521-8
税込価格 3,080円
頁数・縦 416P 20cm

商品内容

文学賞情報

2005年 第43回 歴程賞(旧藤村記念歴程賞)受賞
2005年 第9回 蓮如賞受賞

要旨

巨大な軌跡の全貌に迫る。詩集『邪宗門』『思ひ出』歌集『桐の花』童謡集『とんぼの眼玉』―白秋が日本の近代文学に残したかけがえのない仕事を、生い立ち、実家の破産、人妻との姦通事件などへ踏み込みながら追尋する本格的な評伝。

目次

詩人の前夜
上京・修業・自立
『邪宗門』という衝撃
『思ひ出』―幼年期の恍惚と屈辱
『桐の花』―生涯の大事件
青春の死―三崎見桃寺での破局
“巡礼”から“阿蘭蛇”へ
『雲母集』―心のよみがえり
『雀の卵』の時代
童謡への開眼
歌謡の展開
『水墨集』より「日光」へ
『風穏集』と『白南風』
「多磨」という砦
後期童謡をめぐって
『黒檜』―最後の歌集

出版社
商品紹介

『思ひ出』『桐の花』など白秋が日本近代文学に残した仕事を、生いたち、実家の破産などへも踏みこみつつ明らかにする本格的詩人論。

著者紹介

三木 卓 (ミキ タク)  
1935年生れ。静岡県出身。早稲田大学文学部露文科卒業。著作として、詩集に、『東京午前三時』(H氏賞)、『わがキディ・ランド』(高見順賞)、小説に、「鶸」(芥川賞)、『馭者の秋』(平林たい子賞)、『路地』(谷崎潤一郎賞)、『裸足と貝殻』(読売文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)