
平成マシンガンズ
出版社名 | 河出書房新社 |
---|---|
出版年月 | 2005年11月 |
ISBNコード |
978-4-309-01738-9
(4-309-01738-X) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 109P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- 平山書店 (秋田県大仙市)
ほんのちょっとしたきっかけで、いじめる側といじめられる側が簡単に逆転する。 友情をはぐくむとかそういう余裕はない。ただクラスの中で孤立しないように毎日心を配る。中学校の学校生活で居場所を確保するのはとてもたいへんなことなのだろう。現代の乾いた学校生活を描く意欲作。文章の句点と句点のあいだがたいへん長いのだが、意味をとりにくくなるほどではない。たいへん個性的な文体で、意識してのものなのか著者の文体なのか、次作であきらかになるだろう。(のり)
(2005年12月28日)
-
おすすめ度
-
商品内容
文学賞情報 |
2005年
第42回
文藝賞受賞 |
---|---|
要旨 |
「この凶器はお前のものだ」あたしの夢の中で死神は言った。ボロのジーンズに出刃包丁をもって夢に現れる男。あたしはそいつが差し出すマシンガンを撃っては、頭を撫でられていた。言葉という武器で世界と対峙する史上最年少15歳、中学三年生による第42回文藝賞受賞作。 |
出版社 商品紹介 |
“この凶器はお前のものだ”あたしの夢の中で死神は言った。言葉という武器で世界と対峙する史上最年少15歳。第42回文藝賞受賞作。 |
おすすめコメント
あたしの夢には死神が降臨する――ボロのジーンズに出刃包丁をもって夢に現れる男。あたしはそいつが差し出すマシンガンを撃っては、頭を撫でられていた。言葉という武器で世界と対峙する史上最年少15歳による第42回文藝賞受賞作。