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東京裁判

講談社現代新書 1924

出版社名 講談社
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-06-287924-8
4-06-287924-7
税込価格 1,210円
頁数・縦 412P 18cm

商品内容

文学賞情報

2008年 第30回 サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞

要旨

「文明の裁き」か「勝者の報復」か。不毛な論争に新世代の学究が終止符を打つ。

目次

第1章 東京裁判をどう見るか
第2章 東京裁判の枠組みはいかにして成立したのか
第3章 連合国は何を告発したのか
第4章 日本はどのように対応したのか
第5章 判決はいかにして書かれたのか
第6章 なぜ第二次東京裁判は実施されなかったのか
第7章 戦犯釈放はいかにして始まったのか
第8章 なぜA級戦犯は釈放されたのか

おすすめコメント

東京裁判は「国際政治」の産物以上のものではない。イデオロギーを排し、徹底的な実証と醒めた認識で「文明の裁き」と「勝者の報復」をめぐっての不毛な論争にいまこそ終止符を打つ。

出版社・メーカーコメント

ようやく、「事実」に基づいた議論ができる東京裁判は「文明の裁き」と「勝者の裁き」の両面をあわせもつ「国際政治」の産物以上のものではない。イデオロギーを排し、徹底的な実証と醒めた認識で論ずる。

著者紹介

日暮 吉延 (ヒグラシ ヨシノブ)  
1962年、東京都生まれ。立教大学法学部法学科卒業、同大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。政治学博士(学習院大学)。現在、鹿児島大学法学部教授。専攻は日本政治外交史・国際関係論。著書に『東京裁判の国際関係』(木鐸社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)