庵堂三兄弟の聖職
出版社名 | 角川書店 |
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出版年月 | 2008年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-873893-4
(4-04-873893-3) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 319P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2008年
第15回
日本ホラー小説大賞受賞 |
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要旨 |
庵堂家は代々、遺体から箸や孫の手、バッグから花火まで、あらゆる製品を作り出す「遺工」を家業としてきた。長男の正太郎は父の跡を継いだが、能力の限界を感じつつある。次男の久就は都会生活で生きる実感を失いつつあり、三男の毅巳は暴走しがちな自分をやや持て余しながら長兄を手伝っている。父親の七回忌を目前に久就が帰省し、久しぶりに三兄弟が集まった。かつてなく難しい依頼も舞い込み、ますます騒がしくなった工房、それぞれの思いを抱く三兄弟の行方は?第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。 |
おすすめコメント
選考委員一同、満を持して推薦する3年ぶりの日本ホラー大賞大賞受賞作遺体を加工して製品を作り出す「遺工」を家業とする庵堂家。死臭漂う工房に籠もる長男、家業を手伝う汚言症の三男、進路に迷う次男……。新人賞3賞を受賞してデビュー、超大型新人が描くスプラッタ成長ストーリー。