• 本

パウル・ツェランと石原吉郎

出版社名 みすず書房
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-622-07812-8
4-622-07812-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

文学賞情報

2015年 第15回 日本詩人クラブ詩界賞受賞

要旨

第二次大戦と収容所をくぐり抜け、証言者としての使命を自らに課すことで戦後を生き延びた二人の詩人。非人間的なものに対抗する詩の倫理を探る力作評論。

目次

第1章 二つの帰郷
第2章 かけがえのない死者
第3章 呪いと祈りもたずさえて
第4章 連帯の磁場
第5章 沈黙に生成された言葉
第6章 詩は誰に宛てられているか
第7章 光と風が問うもの
第8章 人間と神
第9章 何が不遜か
第10章 あらゆる安息のかわりに
第11章 死はそれほどにも出発である

出版社
商品紹介

第二次大戦と強制収容所をくぐり抜け、証言者として戦後を生き延びた二人の詩人。非人間的なものに抗う詩の倫理を問う力作評論。

著者紹介

冨岡 悦子 (トミオカ エツコ)  
1959年東京生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、鶴見大学文学部教授。専門はドイツ文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)