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天体建築論 レオニドフとソ連邦の紙上建築時代

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-13-066854-5
4-13-066854-4
税込価格 6,380円
頁数・縦 322,21P 図版14P 22cm

商品内容

文学賞情報

2014年 第36回 サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞

要旨

忘れられた建築家と、存在しなかった建築。「いまだ・ない」「すでに・ない」建築をめぐる、もうひとつのソ連建築史。第3回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。

目次

第1章 重力圏からの離脱―レーニン(図書館学)研究所設計案
第2章 建築と演劇の零度―構成主義運動における労働者クラブ建築
第3章 無重力都市―社会主義都市論争とマグニトゴルスク・プロジェクト
第4章 レーニン建築プロジェクト―社会主義リアリズムの誕生
第5章 幾何学とファクトゥーラの庭園―クリミア半島南岸開発計画
第6章 二つの太陽の都
終章 紙上建築の時代の終焉

出版社
商品紹介

ロシア・アヴァンギャルド期に展開した未完の建築プロジェクトだけが描きえた、理想の革命と未来の共同体に迫る。図版多数。

著者紹介

本田 晃子 (ホンダ アキコ)  
2012年東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。現在、北海道大学スラブ研究センター非常勤研究員。専攻はロシア建築史、表象文化論。『天体建築論―レオニドフとソ連邦の紙上建築時代』で第3回東京大学南原繁記念出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)