鬼神の如く 黒田叛臣伝
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2015年8月 |
ISBNコード |
978-4-10-328013-2
(4-10-328013-1) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 311P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2016年
第20回
司馬遼太郎賞受賞 |
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要旨 |
虎視眈々と大名家の取り潰しを狙う幕府の、次なる標的は我が藩だ―黒田家家老・栗山大膳はそう悟りながら、主君・忠之に謀反の疑いがあると幕府に告発した。訴えは藩を、将軍・家光を動かし、大膳の元には様々な思惑を秘めた刺客たちが攻め寄せる。それでも自らを忠臣と称して不敵に振る舞う大膳の真意とは?天下の逆臣・栗山大膳が仕掛ける前代未聞、一世一代の大戦!“黒田騒動”を舞台に、まことの忠義を描く著者会心の歴史長篇。 |
出版社 商品紹介 |
諸藩取り潰しの機会を窺う幕府に、すすんで主君の不忠を訴え出た黒田家家老の真意は?まことの忠義とは何かを問う骨太の歴史長篇。 |
おすすめコメント
戦う相手は殿でも、ましてや将軍家でもない。――神君家康公だ。「謀反の疑いあり」――黒田家家老・栗山大膳は、虎視眈々と大名家の取り潰しを狙う幕府の次なる標的は自藩だと悟りながら、主君を訴えた。九州の覇権を狙う細川家、ルソン出兵を志す将軍・家光、そして藩主・黒田忠之に命を追われるなか、不敵に振る舞い続ける大膳の真意とは? 黒田騒動を舞台にまことの忠義と武士の一徹を描く本格歴史長篇。