選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2018年7月 |
ISBNコード |
978-4-16-390867-0
(4-16-390867-6) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 245P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2019年
第18回
新潮ドキュメント賞受賞 |
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要旨 |
その女性は、出生前診断を受けて、「異常なし」と医師から伝えられたが、生まれてきた子はダウン症だった。函館で医師と医院を提訴した彼女に会わなければならない。裁判の過程で見えてきたのは、そもそも現在の母体保護法では、障害を理由にした中絶は認められていないことだった。ダウン症の子と共に生きる家族、ダウン症でありながら大学に行った女性、家族に委ねられた選別に苦しむ助産師。多くの当事者の声に耳を傾けながら選ぶことの是非を考える。出生前診断をめぐる様々な当事者たちの声からつむぐノンフィクション。 |
目次 |
誰を殺すべきか? |
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出生前診断で「命を選ぶこと」の意味を広範な立場から照射する感動ノンフィクション