悪玉伝
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2018年7月 |
ISBNコード |
978-4-04-106919-6
(4-04-106919-X) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 325P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2018年
第22回
司馬遼太郎賞受賞 |
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要旨 |
大坂の炭問屋の主・木津屋吉兵衛は、切れ長の目許に高い鼻梁をもつ、三十六の男盛り。学問と風雅を好み、家業はそっちのけで放蕩の日々を過ごしていた。そこへ実の兄の訃報が伝えられる。すぐさま実家の大商家・辰巳屋へ駆けつけて葬儀の手筈を整えるが、事態は相続争いに発展し、奉行所に訴状が出されてしまう。やがて噂は江戸に届き、将軍・徳川吉宗や寺社奉行・大岡越前守忠相の耳に入る一大事に。真っ当に跡目を継いだはずが謂れなき罪に問われた吉兵衛は、己の信念を貫くため、将軍までをも敵に回した大勝負に挑むが―。 |
おすすめコメント
江戸時代最大の贈収賄事件の行く末は? 歴史エンタメの最高峰。 大坂の炭問屋・木津屋の吉兵衛のもとに、兄の訃報が伝えられる。吉兵衛が生家である辰巳屋に戻ると、事態は兄の養子との相続争いに発展。相続争いはやがて将軍の耳にも入り、江戸を巻き込む大騒動となるが――