囚人と狂気 一九世紀フランスの監獄・文学・社会
出版社名 | 法政大学出版局 |
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出版年月 | 2019年3月 |
ISBNコード |
978-4-588-37605-4
(4-588-37605-5) |
税込価格 | 5,940円 |
頁数・縦 | 267,39P 22cm |
商品内容
文学賞情報 |
2020年
第42回
サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞 |
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要旨 |
1843年、七月王政下の議会に提出された監獄法案は、少年と老人を除く全囚人を独房に収監するというものだった。囚人の社会復帰をめざす理想の監獄とその挫折をめぐって、新聞や学術論文、議事録、回想録や文学作品に表れた多様な論争的言説を掘り起こし、独房で精神を病んだ囚人が“非理性”や植民地へと追放されてゆく過程をたどる。犯罪と近代文学をめぐる表象文化研究の成果! |
目次 |
第1部 「狂った囚人」(一八二〇年代 |