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世俗の時代 下

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-8158-0989-8
4-8158-0989-5
税込価格 8,800円
頁数・縦 P502〜940 56P 22cm
シリーズ名 世俗の時代

商品内容

文学賞情報

2020年 第56回 日本翻訳出版文化賞受賞

要旨

現代人が陥った精神的苦境の根本にあるものとは何か。「生きる意味」や「自分らしさ」の探求、スピリチュアルなものの流行は、「世俗化」といかに関係するのか。壮大な歴史的展望のもとに宗教・思想・哲学の曲折に満ちた展開を描き出す記念碑的大著、ついに邦訳。

目次

第4部 世俗化の物語(動員の時代
本来性の時代
今日の宗教)
第5部 信仰の条件(内在的枠組み
交差圧力
ディレンマ1
ディレンマ2
近代の不穏な前線
回心)
エピローグ 数多くの物語

著者紹介

テイラー,チャールズ (テイラー,チャールズ)   Taylor,Charles
1931年、カナダ生まれ。オックスフォード大学にて博士号(哲学)取得。マギル大学などで教鞭をとり、現在、同大学名誉教授。政治哲学をはじめ、自己論・道徳論・言語論・宗教論などの分野において研究を積み重ねてきた哲学者であり、テンプルトン賞、京都賞などを受賞
千葉 眞 (チバ シン)  
1949年生まれ。プリンストン神学大学にてPh.D.(政治倫理学)取得。国際基督教大学教養学部教授・特任教授を経て、同大学名誉教授、平和研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)