商品内容
文学賞情報 |
2022年
第51回
児童文芸新人賞受賞 |
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要旨 |
瀬戸内の海で水軍が活躍していた時代。南方からもどった船に乗せられて一人の少年が島にやってきた。「どっからどう見ても同じ人間だけれど、まったく自分とはちがう」とまどうカイトは、少年といっしょに暮らすことになる。―島の少年カイトと異国の少年ルソンの物語。 |
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カイトとルソンの海
土屋千鶴/作
小学館
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BK
出版社・メーカーコメント
海を越えてやってきた少年の冒険物語 時は、15世紀中頃、村上水軍が、瀬戸内海を拠点に活躍した時代。ある日、船乗りの父に連れられて、肌の色も、体付きも違う言葉を話さない少年ルソンが、カイトの家にやってきた。「ようわからん」言葉も通じないルソンに、とまどいを隠せないカイト。ルソンは長い航海の末、奴隷として連れてこられたのだ。ルソンは、日本語を覚えるためにカイトの家に預けられた。ルソンは無表情で、何も話さない。ある日、島のわんぱくたちが、ボロ船に乗って海に出ようと計画。カイトたちは、必死に止めようするが・・・・・・。 【編集担当からのおすすめ情報】 村上水軍が活躍した時代、瀬戸内海の島々には、水軍にまつわる数多くの民話が残されています。この作品は、時代物とは思えないほど、少年たちが生き生きとした友情物語であり、冒険物語です。海の向こうにひろがる世界に思いを馳せて、船を操る少年たちのハラハラドキドキの冒険を堪能してください。