大才子 小津久足 伊勢商人の蔵書・国学・紀行文
中公選書 133
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2023年1月 |
ISBNコード |
978-4-12-110134-1
(4-12-110134-0) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 458P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2023年
第45回
サントリー学芸賞・芸術・文学部門受賞 |
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要旨 |
映画監督・小津安二郎は異母弟の孫、伊勢松坂の富商、当世随一の人気作家・曲亭馬琴の友人、本居宣長の孫弟子にして、大蔵書家、そして江戸時代最大の紀行文作家・小津久足。湯浅屋与右衛門、小津桂窓、久足、雑学庵という四つの名前を使い分けて生きた男の営みを通して、近代とは似て非なる、ありのままの江戸社会を探る。文学、歴史、文化、経済を横断すると、あり得たかもしれない、もう一つの日本というパラレルワールドが見えてくる。 |
目次 |
第1章 湯浅屋与右衛門―伊勢商人の経済活動と思想 |
出版社・メーカーコメント
映画監督・小津安二郎は異母弟の孫、伊勢松阪の富商、当世随一の人気作家・曲亭馬琴の友人、本居宣長の孫弟子にして、大蔵書家、そして江戸時代最大の紀行文作家・小津久足。湯浅屋与右衛門、小津桂窓、久足、雑学庵という四つの名前を使い分けて生きた男のそれぞれの営みを通して、近代とは似て非なる、あるがままの江戸社会を探る。文学、歴史、文化、経済を横断すると、あり得たかもしれない、もう一つの日本というパラレルワールドが見えてくる。