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新興国は世界を変えるか 29カ国の経済・民主化・軍事行動

中公新書 2734

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-12-102734-4
4-12-102734-5
税込価格 946円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

文学賞情報

2024年 第25回 読売・吉野作造賞受賞

要旨

21世紀以降、ますます存在感を強めている「新興国」。特にブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカは「BRICS」と呼ばれ、リーマンショック後の世界経済の牽引役として期待された。他方で中国は海洋進出を進め、ロシアはウクライナに軍事侵攻を行う。力をつけた新興国は世界にどのような影響を与え、どこへ向かうのか。本書はアジア、中南米、東欧など29ヵ国を新興国とし、経済成長、政治体制、軍事行動を分析する。

目次

序章 新興国とは何か
第1章 経済発展をどう説明するか
第2章 福祉国家形成の試練
第3章 民主化のゆくえ
第4章 政治体制変動の実態
第5章 経済的・社会的発展の政治的条件は何か
第6章 国際関係への関与と挑戦
第7章 新興国は世界を変えるか
終章 日本は新しい世界とどう向き合うか

出版社・メーカーコメント

21世紀以降、ますます存在感を強めている「新興国」。特にブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国は「BRICS」と呼ばれ、リーマンショック後の世界不況を立て直す牽引役として期待された。一方、中国は海洋進出を進め、ロシアはウクライナに軍事侵攻を行う。力をつけた新興国は世界にどのような影響を与え、どこへ向かうのか? 本書は29ヵ国を新興国と特定し、経済成長、政治体制、軍事行動を分析する。

著者紹介

恒川 惠市 (ツネカワ ケイイチ)  
1948年千葉県生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学院社会学研究科、米国コーネル大学大学院修了。Ph.D.(政治学)。東京大学および政策研究大学院大学名誉教授。専門は比較政治学、国際関係論、ポリティカル・エコノミー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)