54字の物語
意味がわかるとゾクゾクする超短編小説
出版社名 | PHP研究所 |
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出版年月 | 2018年3月 |
ISBNコード |
978-4-569-78743-5
(4-569-78743-6) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 191P 19cm |
シリーズ名 | 54字の物語 |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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54字の物語
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おすすめ度
- (株)藤枝江崎書店 駅南店 (静岡県藤枝市)
この表紙の物語で「うわあ・・・」となりました。
内容も「うわあ」なのです。
たった54字でこんなに簡潔に物語が成立するなんて、スゴイの一言です。
第2弾・3弾も出版してほしいと思います。(2018年10月1日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
ある日、生物を研究している博士のところに贈り物が届きました。箱を開けた博士は「これは立派なエビだ」と喜んですぐにそれを食べました。しかし、博士がエビだと思っていたその生き物は、研究に欠かせない貴重な「新種生命体のサンプル」だったのです。博士が心待ちにしていたものは、料理となって自分の胃の中へ消えてしまったのでした。注意深く見ていれば、普通のエビではないことに気づけたかもしれないのに…。(「消えた贈り物」)。9マス×6行の原稿用紙につづられた「#インスタ小説」がついに書籍化!『あたりまえポエム』(講談社)の著者が贈る、世界一短いかもしれない短編小説90話。 |
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目次 |
この本の楽しみ方 |
おすすめコメント
現在ネットを中心に話題を呼んでいる「54字の物語」をご存知でしょうか? 9マス×6行の54字の原稿用紙1枚に綴られ、Twitterやインスタグラム等に投稿される短 編小説のことで、ショートショートの様に想像力を喚起させられるストーリーと、誰で も投稿できる簡単さが人気を呼び、今やWEB上で数万点の作品が掲載。「54字の文学賞 」も開催される等、ちょっとしたブームになっています。 本書は、この短編小説の創始者である氏田雄介さんの作品から90編を厳選して収録した 一冊です。 収録作品は、背筋がヒヤリと凍るものや、思わずニヤリと笑ってしまうものなど、バラ エティ豊か。54文字という少ない情報量から裏に隠れた物語の意味を読み取る、謎解き をするような面白さがあり、知的好奇心を大いにくすぐられます。 また、全話に解説がついており、自身の読後の感想と比較して愉しむこともできます。 いままでになかった、新感覚の超短編小説集。 巻末では、書き手としての実際のストーリーの作り方も紹介。 総ルビも振られており、子どもから大人まで楽しめる内容です。 ぜひ、立ち読みページから、ご一読ください。