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フルクサスとは何か 日常とアートを結びつけた人々

Art edge

出版社名 フィルムアート社
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-8459-0581-2
4-8459-0581-7
税込価格 2,530円
頁数・縦 255P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 特に美術史を勉強したわけではない私でも、オノ・ヨーコ、ヨーゼフ・ボイス、ナム・ジュン・パイク、など錚錚たるアーティストがメンバーであったということとぐらいは知っていたフルクサスに関する本が出ました。著者は、60年代のNYでG.マチューナスによって創設されたこの前衛美術運動の初期からのメンバーだった人物。フルクサスという言葉の響きが印象的だったので以前から気になっていたのですが、本書はそんな疑問に応えてくれる格好の入門書であり、伝説的ムーブメントの貴重な証言と言えます。

    (2014年3月31日)

商品内容

要旨

超ジャンル、プロセス、偶然性。アートによる感性革命!伝説的ムーヴメントを生きた作家の証言。

目次

00 フルクサスとは何か
01 今もフルクサスは生きている
02 フルクサス以前―「グループ・音楽」の時代
03 フルクサスとの遭遇
04 日本での挑戦
05 九〇年代、欧米でのフェスティヴァル
06 九〇年代以降、日本でのプロジェクト
07 ジャンルを超えて―美学と作品

著者紹介

塩見 允枝子 (シオミ ミエコ)  
1938年岡山市生まれ。東京芸術大学楽理科在学中より「グループ・音楽」を結成。64年ニューヨークへ渡りフルクサスに参加。以来、イヴェント、インターメディア、パフォーマンス、室内楽、視覚詩など、活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)