• 本

堂々たる政治

新潮新書 257

出版社名 新潮社
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-10-610257-8
4-10-610257-9
税込価格 748円
頁数・縦 190P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 自民党総裁選挙の真っ只中、主役の一人与謝野氏の上梓。派手さはないが朴訥とお話になられる、そのままの文体でかかれている。現在直面してる日本の諸問題を取り上げ 明確に答えておられる。注目の選挙を別の面から見ることが出来る一助となるでしょう。

    (2008年9月11日)

商品内容

要旨

この国の土台が揺らいでいる。小泉政権の構造改革を継承し、突如瓦解した安倍政権、停滞し、綻び始めた国家の運営…いま、政治家に不可欠な判断の要諦とは何か、言葉と行動の重さとはいかなるものか。奇をてらわず、耳障りなことでも堂々と語る。文人の家系に生まれ、会社員から政治家に転身、度重なる落選やガンとの闘いまで、生涯を省察しながら、国の将来に深い想いをこめた初めての著書。

目次

第1章 三〇日間だけの官房長官
第2章 奇道の政治、小泉元首相の遺産
第3章 国家観なき市場原理主義の危険
第4章 落選三回、当選九回
第5章 政治家の王道
第6章 国家は割り勘である
第7章 霞が関埋蔵金伝説と「上げ潮」路線
終章 温かさと改革は両立する

著者紹介

与謝野 馨 (ヨサノ カオル)  
1938(昭和13)年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、日本原子力発電に勤務。中曽根康弘秘書を経て76年に衆議院議員に初当選。文部、通産、金融・経済財政担当相、自民党政調会長などを歴任し、安倍内閣で官房長官を務めた。歌人の与謝野鉄幹・晶子は祖父母にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)