• 本

聖なる怠け者の冒険

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-02-250786-0
4-02-250786-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 339P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • いまだかつて、
    これほどまで動かない主人公がいただろうか!?

    (2014年1月15日)

商品内容

文学賞情報

2014年 第2回 京都本大賞受賞

要旨

一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが…。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。

出版社
商品紹介

「何もしない、動かない」のがモットーの小和田君。ある日「ぽんぽこ仮面」なる怪人から「跡を継げ」と言われるのだが……。

出版社・メーカーコメント

「何もしない、動かない」ことをモットーとする社会人2年目の小和田君。ある朝目覚めると小学校の校庭に縛られていて、隣には狸の仮面をかぶった「ぽんぽこ仮面」なる怪人がいる。しかも、そのぽんぽこ仮面から「跡を継げ」と言われるのだが……ここから小和田君の果てしなく長く、奇想天外な一日がはじまる。朝日新聞夕刊連載を全面改稿、森見登美彦作家生活10年目にして、3年ぶりの長篇小説。新聞連載の挿画をまとめ、森見登美彦氏のコメントもついた画集『聖なる怠け者の冒険画集(仮)』(フジモトマサル著)も同時刊行。二冊まとめてどうぞ。

著者紹介

森見 登美彦 (モリミ トミヒコ)  
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院修士課程修了。2003年『太陽の塔』で第一五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、小説家デビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)