書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- 興文館書店 (広島県尾道市)
いまだかつて、
これほどまで動かない主人公がいただろうか!?(2014年1月15日)
-
おすすめ度
-
商品内容
文学賞情報 |
2014年
第2回
京都本大賞受賞 |
---|---|
要旨 |
一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが…。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。 |
出版社 商品紹介 |
「何もしない、動かない」のがモットーの小和田君。ある日「ぽんぽこ仮面」なる怪人から「跡を継げ」と言われるのだが……。 |
出版社・メーカーコメント
「何もしない、動かない」ことをモットーとする社会人2年目の小和田君。ある朝目覚めると小学校の校庭に縛られていて、隣には狸の仮面をかぶった「ぽんぽこ仮面」なる怪人がいる。しかも、そのぽんぽこ仮面から「跡を継げ」と言われるのだが……ここから小和田君の果てしなく長く、奇想天外な一日がはじまる。朝日新聞夕刊連載を全面改稿、森見登美彦作家生活10年目にして、3年ぶりの長篇小説。新聞連載の挿画をまとめ、森見登美彦氏のコメントもついた画集『聖なる怠け者の冒険画集(仮)』(フジモトマサル著)も同時刊行。二冊まとめてどうぞ。