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貸し込み 上

角川文庫 く22−6

出版社名 角川書店
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-04-375506-6
4-04-375506-6
税込価格 692円
頁数・縦 379P 15cm
シリーズ名 貸し込み

商品内容

要旨

バブル最盛期に行なった脳梗塞患者に対する過剰融資で訴えられた大手都市銀行は、元行員の右近祐介にすべての責任を負わせようとする。右近は我が身に降りかかった濡れ衣を晴らし、銀行の巨悪を告発するべく、証言台に立つことを決意。マスコミと有能な女性弁護士の協力を得て、全面対決の構えをとった。しかし、銀行は組織の体面にかけて、なりふり構わぬ戦いを挑んできた。経済小説の旗手が実体験をもとに描く迫真のドラマ。

おすすめコメント

モラルなき銀行の実態を暴く、超一級の経済ミステリ!バブル最盛期に行った脳梗塞患者への過剰融資で訴えられた大手都銀は、元社員の右近に全責任を負わせようとする。右近は我が身に降りかかった嫌疑を晴らし、銀行の巨悪を告発するべく、証言台に立つことを決意する。

著者紹介

黒木 亮 (クロキ リョウ)  
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンスなど数多くの案件を手がける。2000年『トップ・レフト』でデビュー。また、中学時代から長距離ランナーとして活躍し、大学時代に箱根駅伝に2回出場、20kmで道路北海道記録を塗りかえた。長距離ランナーとしての半生は自伝的小説『冬の喝采』にほぼノンフィクションの形で綴られている。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)