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秋月記

出版社名 角川書店
出版年月 2009年1月
ISBNコード 978-4-04-873921-4
4-04-873921-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 287P 20cm

商品内容

要旨

筑前の小藩・秋月藩で、専横を極める家老・宮崎織部への不満が高まっていた。間小四郎は、志を同じくする仲間の藩士たちとともに糾弾に立ち上がり、本藩・福岡藩の援助を得てその排除に成功する。藩政の刷新に情熱を傾けようとする小四郎だったが、家老失脚の背後には福岡藩の策謀があった。藩財政は破綻寸前にあり、いつしか仲間との絆も揺らぎ始めて、小四郎はひとり、捨て石となる決意を固めるが―。いま最も注目を集める新鋭が放つ、いぶし銀の傑作。

おすすめコメント

「俺は強くなったのか?」−−清張賞作家が放つ、政争と友情の時代長編!福岡藩の支藩、秋月藩で、馬周り役・間小次郎は、若者らしい正義感から、長く藩政を牛耳ってきた家老・宮崎織部の糾弾に加わり、仲間と共にその排除に成功する。しかしその裏には福岡藩の策謀が・・・。書き下ろし!

著者紹介

葉室 麟 (ハムロ リン)  
1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で第二九回歴史文学賞を受賞しデビュー。07年、『銀漢の賦』で第一四回松本清張賞を受賞、多くの書評に取り上げられるなど、絶賛を浴びた。いま最も注目を集める時代小説作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)