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八月の犬は二度吠える

出版社名 講談社
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-06-216751-2
4-06-216751-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 398P 20cm

商品内容

要旨

悲劇の夏から24年、たったひとつの恋のため、仲間を崩壊させた自分に死の床についた“かつての友人”が託したのは京都中を震撼させるはずだった極秘作戦の完遂―『八月の犬』で送ってくれそれだけが、俺の願いだ―。

出版社
商品紹介

京都を襲う笑撃の作戦「八月の犬」、復活。「もう一度、『八月の犬』に挑戦したい」。70年代末の切ない青春が甦る感動作。

おすすめコメント

奇跡は起きなきゃダメなんです。悲劇の夏から24年たったひとつの恋のため、仲間を崩壊させた自分に死の床についた“かつての友人”が託したのは京都中を震撼させるはずだった極秘作戦の完遂――『八月の犬』で送ってくれ それだけが、俺の願いだ 俺な、ガンなんだ。あと半年って言われてる。僕、山室さんのこと、ずっと恨んでいたんです。長崎、許してくれ。俺は、俺は有希子ちゃんに……あんなに人を好きになったのは、あの時一回だけなんだ。

著者紹介

鴻上 尚史 (コウカミ ショウジ)  
作家・演出家。1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部出身。1981年に劇団「第三舞台」を結成。作・演出を手がけ「朝日のような夕日をつれて」「天使は瞳を閉じて」「トランス」などを発表。2007年からは若手俳優を中心とした「虚構の劇団」を主宰。舞台公演のかたわらエッセイスト、ラジオ・パーソナリティ、テレビの司会、映画監督など幅広く活動している。演劇の分野では、紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞戯曲賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)