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警官の血 上巻

新潮文庫 さ−24−12

出版社名 新潮社
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-10-122322-3
4-10-122322-X
税込価格 880円
頁数・縦 474P 16cm
シリーズ名 警官の血

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 汝の父を敬えー制服の誇り、殉職の美談、陰蔽された真実。戦後闇市から全共闘、そして現代まで、警官三代の人生と時代の翳を描ききる警察小説の最高峰。

    (2014年3月3日)

商品内容

要旨

昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。人情味溢れる駐在だった。だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。

おすすめコメント

血か、運命か。三代の男たちは警察官の道を選んだ。「このミステリーがすごい!」(2008年版)第1位。昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。人情味溢れる駐在だった。だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。

著者紹介

佐々木 譲 (ササキ ジョウ)  
1950(昭和25)年、北海道生れ。札幌月寒高校卒。本田技研勤務を経てフリーに。’79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。’90(平成2)年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)