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もう誘拐なんてしない

文春文庫 ひ23-1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-16-777384-7
4-16-777384-8
税込価格 649円
頁数・縦 319P 16cm
シリーズ名 もう誘拐なんてしない

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 読みやすい。テンポよく話が進みすぎて逆にあっさりした印象を受けるが本格としてもユーモアミステリとしても楽しめる。もっとキャラクターを掘り下げて読み応え、読み所を作ってもよかったかなぁと感じたがメディア化するには丁度いいくらい。大野君のイメージで違和感なく読み直せました。

    (2012年1月14日)

  • 東川節炸裂!

    地名や方言、地元が舞台なだけで何故か妙にうれしい(笑)
    小説を読んでいるはずなのに、頭の中ではアニメ化になり進んでゆく・・何とも不思議なミステリーとギャグとコメディがミックスした新感覚小説!

    (2011年4月19日)

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商品内容

要旨

大学の夏休み、先輩の手伝いで福岡県の門司でたこ焼き屋台のバイトをしていた樽井翔太郎は、ひょんなことからセーラー服の美少女、花園絵里香をヤクザ二人組から助け出してしまう。もしかして、これは恋の始まり!?いえいえ彼女は組長の娘。関門海峡を舞台に繰り広げられる青春コメディ&本格ミステリの傑作。

著者紹介

東川 篤哉 (ヒガシガワ トクヤ)  
1968年、広島県尾道市生まれ。岡山大学法学部卒。1996年、鮎川哲也編『本格推理(8)』に「中途半端な密室」が初掲載。2002年、『密室の鍵貸します』が光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「Kappa‐One」第一弾に選ばれて長篇デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)