• 本

福袋

河出文庫 か10−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2010年12月
ISBNコード 978-4-309-41056-2
4-309-41056-1
税込価格 627円
頁数・縦 236P 15cm

商品内容

要旨

私たちはだれも、中身のわからない福袋を持たされて、この世に生まれてくるのかもしれない…見知らぬ客から段ボール箱を預ったバイト店員。はたしてその中身とは?家を出ていった夫の同窓会に、代理出席した離婚間近の妻。そこで知った夫の過去とは!?自分の心や人生の“ブラックボックス”を思わず開けてしまった人々を描く、八つの連作小説集。

おすすめコメント

私たちはだれも、中身のわからない福袋を持たされて、この世に生まれてくるのかもしれない……人は日常生活のどんな瞬間に、思わず自分の心や人生のブラックボックスを開けてしまうのか? 8つの連作小説集。

著者紹介

角田 光代 (カクタ ミツヨ)  
1967年、神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で第9回海燕新人文学賞を受賞。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、97年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木三十五賞、06年『ロック母』で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)