• 本

薄暮

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-532-17093-6
4-532-17093-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 449P 20cm

商品内容

要旨

亡き画家は、夫である以前に彼女にとっての神なのかもしれない。田園を美しく輝かせる一瞬の光が、雪国に厳しい冬の訪れを告げる―。封印されていた一枚の絵が脚光を浴びた時、「閉じられた天才画家」は妻の元を離れ、郷土の人々の欲望と疑心がうごめき始める。著者の新境地を示す傑作長編。

おすすめコメント

直木賞作家・篠田節子氏が日経新聞夕刊に08年9月まで1年余にわたって連載していたミステリータッチの芸術小説を単行本化。

著者紹介

篠田 節子 (シノダ セツコ)  
1955年東京都生まれ。東京学芸大学卒。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞、97年『ゴサインタン―神の座』で山本周五郎賞、続いて『女たちのジハード』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)