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Book Sling マンゴー

出版社名 Yomupar
出版年月 2011年6月
税込価格 660円

書き込み派/アンダーライン派必携。本に付けるペンホルダー+しおり

書き込み派/アンダーライン派必携。

本に書き込みをしますか? あるいはアンダーラインを引きますか?


これは大きく2派に別れるようですね。本を汚したくないから書き込みは一切しないという人がいるかと思えば、本って使うためにあるんでしょ。バンバン書き込んじゃうし、大事な箇所には線をひきまくる、って方もありますね。司馬遼太郎はどんな稀覯本にだってためらわずドシドシ書き込んだそうです。


書き込み派あるいはアンダーライン派にとって「アレっ、ペンはどこ行ったっけ問題」は些細ではありますが、けっこうイラっとさせられるものではないでしょうか。特に通勤時や、ソファやベッドで読んでいる時には、周りにペンがないってことがよくあります。書き込みは一瞬の反射神経ですから、ちょっとでも空白の時間が挟まれてしまうと、いったい何を思いついたのか忘れちゃうってことだってあります。


だから、ペンが本に常時くっついていればいいんです。そうすれば、イザ書き込みって時にペンを探さなくても大丈夫。何か書き込みたい時、あるいはアンダーラインを引きたい時に即座に対応できちゃいます。


BookSling(ブックスリング)は「本にとりつけるペンホルダー+しおり」です。いわば「幅広のゴムバンドの両端にペンを挟むためのワッカがついている」という形状をしています。バンド部分を表紙にセットすることで、本の上と下に計2本のペンをセットできます。1本は書き込み用のボールペン、もう一本はアンダーライン用のラインマーカーという具合の組み合せだってOKです。取り付けるペンは、万年筆や4色ボールペンのように太いものはいささかキビしいですが、通常の太さのものであれば、お好みでどのようなものでも(ただ、文庫や新書サイズにセットする場合は、少し短めのものでないと、横にはみ出てちょっとだけカッコ悪い)。もちろん普通の本だけでなく、手帳やノート、スケッチブックなどにも使えます。


メーカーによると適合する本(など)のサイズは高さが6.25?12インチ(大体16?30cm)、つまり文庫サイズより少し大きめからA4程度まで、ということですが、実際に本にセットしてみると、ツッコミどころがいくつか出てきます。サイズ外である文庫サイズは(ちょっとユルいけど)OKですが、B5以上のサイズのソフトカバーはかなりキビしいです(詳しくは下記)。従って、文庫から四六やA5判(ま、一般的な書籍の大部分ってことですね)のものが適合サイズということにさせていただきます。

●ペンは2本セットできる

ペンは2本セットできる

BookSlingは一種のゴムバンドのような形状ですので、裏表紙にこのようにセットします。本の天地に2本のペンを取り付けることができます。たとえば1本は書き込み用のボールペンもう1本をラインマーカーとか、上には黒ペン下には赤ペンなんて組み合せはいかがでしょう。もちろん、1本だけでも使えますし、その際にもペンのためのループは邪魔になったりはしません。

●しおりにもなる

しおりにもなる

BookSlingは「しおり」にもなります。ちなみにこの商品は当店の商品分類(ページ左側のカテゴリー)では「しおり・ブックマーク」の中に入っちゃっていますが、しおり機能はオマケみないたものです。

●文庫にセットする

文庫にセットする

製品のスペック(6.25?12インチ)より高さの低い文庫本(約15cm)ですが、大丈夫。ちゃんと使えます。写真でおわかりのように少しブカブカなんですけれど、ユルすぎるということもなく、ペンの抜き差しの時に指でちょっと押さえてやることでお使いいただくことが可能です。ただし通常の長さのペン(普通15cm程度です)では、文庫の幅より飛び出した感じになります。もちろん実用上、たいして問題にはなりませんが、気になる方は手帳用などの短い筆記具をお使いください。写真ではトンボ鉛筆の「レポータコンパクト」という短めの4色ボールペンを使っています。こんなのならはみ出したりしませんね。

●新書にセットする

新書にセットする

BookSlingの基本ルールは下で説明しますが、新書はソフトカバーであるにもかかわらず、その高さが17.3cmと比較的短いため、表紙だけを挟むことでOKです。表紙(ソフトカバー)の紙質やカバー(ジャケット)のありなしによっても変わってきますが、新書から四六判、A5判程度のものなら、表紙だけでなんとかなります(ゴムが強すぎて表紙が曲がってしまうような場合は、表紙付近の20ページくらいを一緒にベルトに挟み込んでください。

●適合する本のサイズ

BookSlingの基本ルールは「高さが6.25?12インチ(15.88?30.48cm)の本でハードカバー(堅表紙)のもの。ソフトカバーについては、表紙とともに20ページくらいを一緒にベルトに挟み込む」というものですが、実際に試してみると、この基準だけでは説明が十分でないように思います。上でも述べたように文庫サイズはルールの下限より小さいですが使えます。新書からB6程度の本の場合、ゴムをあまりひっぱらないためか、ソフトカバーのものでも、表紙だけで大丈夫。それより大きなA5や四六は、表紙の紙質によっては、20ページくらいを表紙と一緒に挟む必要が出てきます。B5(257mm)やA4(297mm)になってくると、ゴムをかなり伸ばさなければならないため、ソフトカバーではたとえページを一緒に挟み込んでも、クニャと曲がってしまう場合が多くなります。特にA4程度のサイズになると、ハードカバーでもかなりしっかりした材質のものでないとキビしくなります。

B5というのは週刊誌サイズですから、ほとんどの本はそこまで大きくありません。ですんで、ま、大丈夫というわけですが、ノートや大判のテキストなどに使ってみたいと思われる方は、あらかじめこのことをご承知おきください。


おすすめコメント

BookSling(ブックスリング)は「本にとりつけるペンホルダー+しおり」です。いわば「幅広のゴムバンドの両端にペンを挟むためのワッカがついている」という形状をしています。バンド部分を表紙にセットすることで、本の上と下に計2本のペンをセットできます。 1本は書き込み用のボールペン、もう一本はアンダーライン用のラインマーカーという具合の組み合せだってOKです。