• 本

〈厳選〉村上レシピ

青春文庫 お−38

出版社名 青春出版社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-413-09546-4
4-413-09546-4
税込価格 859円
頁数・縦 189P 15cm

e-hon夏の100冊 おすすめコメント

村上春樹の小説に出てくる食べ物のレシピを39品集めた一冊。お気に入りのメニューを作って、その作品を読みながら食べるのがオススメです。ワタシは、“「馬鹿みたい」とユキにあきれられながらも、電話で昼食の献立を喋る レタスとスモーク・サーモンのサンドウィッチ”でした。(2016年7月)

商品内容

要旨

羊男の登場にとまどいながら、鼠の父親の別荘で作るたらことバターのスパゲティー(羊をめぐる冒険)、世界が終る日の朝、図書館の女のコの台所で作るストラスブルグ・ソーセージのトマト煮込み(世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド)…など、村上春樹の作品世界にどっぷり浸れる39のレシピ。

目次

第1章 スパゲティー(羊男の登場にとまどいながら、鼠の父親の別荘で作るたらことバターのスパゲティー
五反田君からの連絡を待ちながら、自宅で作るハムのスパゲティーとモツァレラのサラダ ほか)
第2章 サンドウィッチ(「馬鹿みたい」とユキにあきれられながらも、電話で昼食の献立を喋る レタスとスモーク・サーモンのサンドウィッチ
生物学者の孫娘が作ってくれた、五、六皿分はあるキュウリとハムとチーズのサンドウィッチ ほか)
第3章 メインディッシュ(緑がワタナベを初めて招いた小林書店の台所で 小林緑のおばんざい
茗荷谷のアパートで、緑がワタナベに作る天ぷらと青豆のごはん ほか)
第4章 ジェイズ・バー、あるいは酒の肴(ジェイズ・バー。フローベルを読みながら鼠の隣で食べる酢漬けの鰺
ジェイズ・バー。グレープフルーツのような巨乳の女がやってきた暑い夜にコーンビーフのサンドウィッチ ほか)
第5章 デザート(鼠の家、五月のやわらかな日ざしに不釣り合いな食べ物 ホット・ケーキのコカ・コーラがけ
鼠の父親の別荘で、午後三時に食べるデザート ヘイゼルナッツ・アイスクリームのコアントロがけ ほか)

著者紹介

岡本 雨 (オカモト アメ)  
アマヤドリブックス店主。Book Writer、Editor。1964年東京生まれ。ホテルマン、週刊誌記者、雑誌編集者、ハム・ソーセージ職人、新聞配達などさまざまな職を経て、2000年、「台所でよむ村上春樹の会」を設立。2012年2月2日、アマヤドリブックスを起こす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)