• 本

贖罪の奏鳴曲(ソナタ)

講談社文庫 な91−1

出版社名 講談社
出版年月 2013年11月
ISBNコード 978-4-06-277666-0
4-06-277666-9
税込価格 836円
頁数・縦 392P 15cm

e-hon夏の100冊 おすすめコメント

一見ダークそうな弁護士・御子柴礼司が主役のミステリーですが、終盤の展開が物凄い。逆転に次ぐ逆転で次々と犯人(と思っていた人)が変わって行き、最後にたどりついた真実がまた意外すぎて・・・・。
著者が「王様のブランチ」のインタビューで、「他のコンテンツ(映画など)よりこの本を選んだ事を後悔させたくないと思って書いている。」、というような事を話されてましたが、まさに期待を裏切らないエンターテインメント作品だと思います。(2016年7月)

商品内容

要旨

御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、名前を変え弁護士となった。三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、過去を強請屋のライターに知られる。彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。驚愕の逆転法廷劇!

出版社・メーカーコメント

最強・最悪の弁護士登場。「正義」と「贖罪」の意味を問う法廷劇。御子柴礼司(みこしばれいじ)は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、名前を変え弁護士となった。三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、過去を強請(ゆすり)屋のライターに知られる。 彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。驚愕の逆転法廷劇!

著者紹介

中山 七里 (ナカヤマ シチリ)  
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。受賞作のほかに「災厄の季節」(のちに『連続殺人鬼カエル男』として刊行)も同賞初のダブルノミネートされて話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)