• 本

常夜

幽ブックス

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-04-066742-3
4-04-066742-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 189P 20cm

商品内容

要旨

学芸員という職業柄、私は旧家や辺鄙な土地を訪れる機会がある。野々宮先生の喜寿を祝う会に出席した折、そうした場所で見聞きした話をまとめるよう先生に勧められた。漁師町で異様な虫に寄生され、瓢箪から這い出る子供に甘えられ、紛失した「天竺」の行方を追う。土地の因習を幻想的に書き上げた九つの奇譚が綴られる。第8回『幽』怪談文学賞・長編部門大賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

学芸員という職業柄、私は旧家や辺鄙な土地を訪れる機会がある。野々宮先生の喜寿を祝う会に出席した折、そうした場所で見聞きした話をまとめるよう先生に勧められた。漁師町で異様な虫に寄生され、瓢箪から這い出る子供に甘えられ、紛失した「天竺」の行方を追う。土地の因習を幻想的に書き上げた九つの奇譚が綴られる。民俗学と怪談文芸の衝撃的遭遇! 第8回『幽』怪談文学賞・長編部門大賞受賞作。

著者紹介

石川 緑 (イシカワ ミドリ)  
1978年、大阪府生まれ。2005年、近畿大学大学院修士課程修了。2013年、「天竺」で第8回『幽』怪談文学賞文学賞長編部門大賞を受賞。受賞作を改題した『常夜』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)