• 本

赤めだか

扶桑社文庫 た15−1

出版社名 扶桑社
出版年月 2015年11月
ISBNコード 978-4-594-07362-6
4-594-07362-X
税込価格 1,045円
頁数・縦 306P 16cm

e-hon夏の100冊 おすすめコメント

最近は俳優としても名をあげている人気落語家の半世紀。談志一門に弟子入りし、修行時代や昇進試験等、談志一門の破天荒なエピソードもさることながら、後半の小さんと談志のエピソードが秀逸。昭和の人の心遣いが痛いほど伝わってきて、ほろっときてしまいます。
(2016年7月)

商品内容

要旨

17歳で天才・立川談志に入門。「上の者が白いと云えば黒いもんでも白い」世界での前座修業が始まる。三日遅れの弟弟子は半年で廃業。なぜか築地市場で修業を命じられ、一門の新年会では兄弟子たちがトランプ博打を開帳し、談志のお供でハワイに行けばオネーサンに追いかけられる…。様々なドタバタ、試練を乗り越え、談春は仲間とともに二ツ目昇進を目指す!笑って泣いて胸に沁みる、破天荒な名エッセイ、待望の文庫化!「今、最もチケットの取れない落語家」の異名を持つ立川談春のオリジンがここに!2008年講談社エッセイ賞受賞作品。

目次

「これはやめとくか」と談志は云った。
新聞配達少年と修業のカタチ
談志の初稽古、師弟の想い
青天の霹靂、築地魚河岸修業
己の嫉妬と一門の元旦
弟子の食欲とハワイの夜
高田文夫と雪夜の牛丼
生涯一度の寿限無と五万円の大勝負
揺らぐ談志と弟子の罪―立川流後輩達に告ぐ
誰も知らない小さんと談志―小さん、米朝、ふたりの人間国宝

出版社・メーカーコメント

17歳で天才落語家・立川談志に入門。両親の反対により新聞配達をしながら、「上の者が白いと云えば黒いもんでも白い」世界での落語家前座修業が始まる。三日遅れの弟弟子は半年で廃業。なぜか築地市場で修業を命じられ、一門の新年会では兄弟子たちがトランプ博打を開帳し、談志のお供でハワイに行けばオネーサンに追いかけられる……。様々なドタバタ、試練を乗り越え、談春は仲間とともに二ツ目昇進を目指す! テレビドラマ『下町ロケット』(TBS系)などで俳優としても活躍、「今、最もチケットの取れない落語家」の異名を持つ立川談春のオリジンがここに!

著者紹介

立川 談春 (タテカワ ダンシュン)  
1966年、東京都生まれ。1984年、17歳で立川談志に入門。1988年、二ツ目昇進。1997年、真打昇進。2014〜15年、落語家三十周年記念落語会「もとのその一」で日本全国を周る。2008年、『赤めだか』で講談社エッセイ賞受賞。最近は、テレビドラマでも俳優として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)