書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- 伊吉書院類家店 (青森県八戸市)
これは、どこまでがフィクション!?どこまでがノンフィクション!?舞台は80年代の大坂・大作家(おおさっか)芸術大学1回生の焔燃(ほのおもゆる)が、漫画家を目指す一方で、その時代の実在の漫画やアニメへ、愛や羨望ゆえの暴言を吐きまくってます。そして、焔自身は作り手としてどう成長していくのでしょうか。 人がなかなか描けないこと、でも描けば共感を得られる、目からうろこが落ちるようなことを大胆に描くのが、島本作品の魅力です。勢い・パワー・情熱。今作も、アツいです。
(2008年2月13日)
-
おすすめ度
-
出版社・メーカーコメント
▼第1〜6章▼巻末特別企画●主な登場人物/焔燃(ホノオモユル。大作家[おおさっか]芸術大学1回生。漫画家になることを目論む18歳)●あらすじ/1980年代初め。大阪の大作家芸術大学でTV・映画・アニメの講義を受けつつ、漫画家を目指す若者・ホノオは、しかしながら野望だけで具体的には何も動き出していなかった。そんなある日、何気なくサンデーを読んでいた彼は、当時はまだ無名の新人だったあだち充や高橋留美子の作品を目にして…?(第1話)●本巻の特徴/「燃えよペン」「吼えろペン」の島本和彦が、ペンに懸ける熱き青春を完全描破!熱き80年代に漫画家を目指して七転八倒する若者・焔燃の熱血芸大生エレジー、ついに単行本化!!巻末には、作者の同級生・庵野秀明監督との熱血青春特別対談を収録!!●その他の登場人物/年上トンコ(大作家芸術大学3回生。バドミントン部マネージャー。ホノオの良き理解者であり、憧れの女性)、村上先輩(ホノオのバドミントン部の先輩。3回生。トンコの彼氏らしいが…)、庵野秀明(ホノオの同級生。のちにエヴァンゲリオンの監督となる)