書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- 伊吉書院類家店 (青森県八戸市)
『上杉謙信が女性だった』という説を聞いて「えっ!そんなわけないじゃん?」と思う人はもちろん、「え?上杉謙信てそもそも誰?」と言ってしまうような歴史オンチの方も楽しめる画期的な歴史マンガがこれです。
というより、むしろ、歴史マンガだと構える必要はまったくありません。
難しい薀蓄などは一切ありません。
魅力的な人物、力強いストーリー、こだわりぬかれた描写。
東村マンガの真骨頂が、ここにあります。(2015年10月9日)
-
おすすめ度
-
出版社・メーカーコメント
東村アキコが描く、女・上杉謙信一代記!戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった―――時は享禄二年、1529年。越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、しかし女児だった。失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と――強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。東村アキコが挑む本格大河ロマン、越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる!!