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宇宙食になったサバ缶

出版社名 小学館
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-09-227258-3
4-09-227258-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 175P 22cm

商品内容

要旨

おいしーい!!…と、宇宙飛行士が宇宙から食レポした「サバ缶」をつくったのは、高校生たちだった!!夢をかなえたノンフィクション。JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった高校生たちと支えてきた大人たちの、山あり谷ありの14年。「宇宙で食べたくなる味って?」行ったことのない宇宙での「正解」は、先生だって知らない。そんな宇宙食開発で大切なことは、宇宙飛行士の気持ちによりそうことだった…。宇宙での食事や健康にまつわる、5つのコラムも収録。

目次

第1章 宇宙で食べたくなるものって、何だ?
第2章 宇宙食サバ缶は、生徒の一言から始まった
第3章 高校生たちが宇宙食開発に本気を出した!
第4章 絶体絶命のピンチを乗り越えろ
第5章 夢と希望をのせて「サバ缶」宇宙に飛ぶ!
第6章 新たな挑戦に向けてつながるバトン

出版社・メーカーコメント

宇宙食をつくった高校生たちの探究リレー  「ジューシーなお魚。しょうゆもしっかり染みていておいしいです!」2020年11月、野口聡一宇宙飛行士が宇宙からYouTubeで食レポを配信したのは、高校生たちが開発した宇宙食のサバ缶だった。本書は、JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった福井県立若狭高校の生徒たちの、山あり谷ありの14年の軌跡を取材したノンフィクション児童書。それは、地元の名産「サバの缶詰」を宇宙食に、という生徒の一言から始まった。でも、宇宙で食べたくなる味って?行ったことのない宇宙での「正解」は、先生だって知らない。そんな宇宙食開発で大切なことは、宇宙飛行士の体と心によりそうことだった・・・・・・。どうにもならない困難にたびたび直面しつつも、「探究」のワクワクを原動力に、疑問に思ったことを調べてみる、仮説を立ててやってみる、結果を観察し記録する。先輩から後輩へと「探究」のバトンが受け継がれ、ついに夢をかなえた実話です。そのほか、JAXA認証宇宙日本食のメニュー一覧や、宇宙での食事や健康にまつわる5つのコラムも収録。まるごと一冊、宇宙食の本です。  【編集担当からのおすすめ情報】  本書には、好きなことを探究するワクワク感がつまっています。それは学びの原点であり、小学生から大人まで年齢を問わず共感できる楽しみでもある、ということが伝わる一冊です。小学4年生以上向けの児童書ではありますが、教育分野や探究学習にご興味のある大人の方にもオススメです。

著者紹介

小坂 康之 (コサカ ヤスユキ)  
福井県立若狭高等学校海洋科学科教諭。博士(生物資源学)、通称へしこ博士。「楽しいから学ぶんだ!」をモットーに海の教育、探究的な学習に取り組む。今までに地域と連携した海の再生活動や地域食材を利用した商品開発などを指導。文部科学大臣優秀教職員、福井県優秀教職員、授業名人。東京水産大学水産学部卒業、福井大学教職大学院、福井県立大学大学院生物資源学研究科修了
別司 芳子 (ベッシ ヨシコ)  
福井県生まれ。児童文学作家。『凸凹あいうえおの手紙』(くもん出版)で第23回小川未明文学賞優秀賞受賞。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)