ほどなく、お別れです 〔2〕
それぞれの灯火
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2020年3月 |
ISBNコード |
978-4-09-386566-1
(4-09-386566-3) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 270P 19cm |
シリーズ名 | ほどなく、お別れです |
商品内容
要旨 |
最愛の夫を亡くして4年。深い悲しみから立ち上がり、再び歩き出した著者が紡ぐ、大切な人との後悔しない別れ方。 |
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おすすめコメント
ロングセラー『ほどなく、お別れです』続編 清水美空は、スカイツリー付近の葬儀場「坂東会館」に勤めて1年目の新社会人。生まれる前に姉を事故で亡くしているが、その姉に見守られるように生きてきた美空は、他人の感情が伝わってきたり、思念を感じ取ったりと、“気”に敏感な体質をしている。そんな美空の上司・漆原が担当するのは、故人が事故や自殺で亡くなってしまった、いわゆる訳ありの葬儀。ご遺族の悲しみも深く、いかに寄り添った葬儀ができるかが重要となるが、漆原に厳しく、時に優しく指導されながら、邁進する日々を送る。 雪も解けない寒い日が続いていたあるとき、美空は仕事帰りに立ち寄った商業ビルの中で、高校時代の友人・夏海と偶然再会する。久しぶりの再会を喜ぶ2人だが、美空が葬儀場で働いているのを聞いた夏海は、急に思いつめた表情で「遺体がなくても、お葬式ってできるの?」と問う。彼女の兄は6年ほど前、海難事故で行方不明になっていた――。