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へんぶつ侍、江戸を走る

出版社名 小学館
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-09-386578-4
4-09-386578-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

九代将軍家重の御駕籠之者組に籍を置く明楽久兵衛は、剣の腕は一級品。だが、深川の人気芸者・愛乃の大首絵を蒐集し、江戸の町の下水を熟知する「へんぶつ」ぶりを発揮して、周囲からは「大供」呼ばわりされていた。そんなある日、愛乃の急死を知ったことから事態は急変。気がつけば、幕閣たちに追われる身になっていた。冴えない男がやらかした、前代未聞の逃走劇。

出版社・メーカーコメント

和田竜氏絶賛、驚異の新人デビュー作  将軍家の駕籠担ぎ・御駕籠之者組に席を置く明楽久兵衛は、剣の腕は一級品。だが、深川の唄い手・愛乃の大首絵を蒐集し、江戸の下水を隅まで熟知する「へんぶつ」ぶりを発揮して、周囲からは「大供」呼ばわりされて侮られていた。 そんなある日、愛乃の急死を知ったことから、物語は動き出す。気づけば、郡上一揆の箱訴を巡り、幕閣、果ては暗愚と呼ばれる九代将軍・家重まで巻き込んだ巨大な渦の中に、久兵衛は巻き込まれていた。

著者紹介

亀泉 きょう (カメイズミ キョウ)  
1984年京都市生まれ。『へんぶつ侍、江戸を走る』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)