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転生 満州国皇帝・愛新覚羅家と天皇家の昭和

出版社名 小学館
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-09-388858-5
4-09-388858-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 493P 20cm

商品内容

要旨

柳条湖事件を仕掛けた石原莞爾、「新幹線の父」十河信二、張作霖爆殺事件の実行犯・東宮鐵男、「中国通の外交官」吉田茂、盧溝橋事件の口火を切った東條英機…さまざまな人物が交錯した「満州国」。昭和天皇が「独白録」冒頭で語った「国民的憤慨を背景として一度、軍が立ち上がった」舞台となったこの国にかかわる資料や証言を検証して見えてきたものとは?

目次

数奇な人生への旅立ち
中国王朝最後の皇帝・溥儀
紫禁城追放と張作霖爆殺事件
満州国の誕生
満州国の康徳帝と秩父宮
天皇家との一体化の夢
満州国に天照大神を
原爆、ソ連侵攻そして天子蒙塵
満州国消滅―浩と〓生の流転
溥儀の“証言と告白”―東京裁判と撫順戦犯管理所
周恩来―溥儀、溥傑、浩の運命を変えた人
文化大革命の嵐の中で
あいよって命を為す―相依為命

出版社・メーカーコメント

歴史に翻弄された満州国最後の皇帝・愛新覚羅溥儀と溥傑兄弟の数奇な人生を、余すことなく辿る完全版評伝。『昭和解体』『暴君』の作家・牧久が、満州国側から”天皇家ともう一つの昭和史”を逆照射する。

著者紹介

牧 久 (マキ ヒサシ)  
ジャーナリスト。1941年(昭和16年)、大分県生まれ。64年(昭和39年)日本経済新聞社入社、東京本社編集局社会部に所属。サイゴン・シンガポール特派員、89年(平成元年)、東京・社会部長。その後、代表取締役副社長を経て、テレビ大阪会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)