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トキワ荘の遺伝子 北見けんいちが語る巨匠たちの横顔

出版社名 小学館
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-09-389146-2
4-09-389146-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

トキワ荘に集った、藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、石森(石ノ森)章太郎、つのだじろう、赤塚不二夫たちが、1963年に設立したアニメ・マンガの創作会社「スタジオゼロ」。また急成長するマンガ界では、ちばてつややさいとう・たかをなどが活躍し、各出版社の編集者たちもマンガに情熱を燃やしていた…。1963年末から赤塚不二夫のアシスタントになった北見けんいちが、何日間にも渡るロングインタビューで、彼らとの交流をひとりひとり振り返る。今だから話せる『釣りバカ日誌』誕生秘話も明かす。

目次

第1章 フジオ・プロ―赤塚不二夫 高井研一郎 古谷三敏
第2章 スタジオゼロ1―藤子不二雄
第3章 スタジオゼロ2―石森章太郎
第4章 スタジオゼロ3―つのだじろう
第5章 関西からの巨匠―さいとう・たかを
第6章 大陸からの巨匠―ちばてつや
第7章 編集者列伝―各社のツワモノたち
第8章 『釣りバカ日誌』誕生―やまさき十三 林洋一郎
第9章 マンガ家への道―北見けんいち

出版社・メーカーコメント

漫画史の空白、スタジオゼロとは?トキワ荘に集った、藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、石森章太郎、つのだじろう、赤塚不二夫たちが、1963年に設立したアニメ・漫画の制作会社「スタジオゼロ」。また、そのころ急成長する漫画界では、ちばてつややさいとう・たかをなどが活躍してし、出版社の編集者たちもマンガに情熱を燃やしていた。赤塚不二夫のアシスタントであった『釣りバカ日誌』の作者・北見けんいち氏が、彼らとの交流を一人一人振り返る……また、作者のマンガ家になるまでの道のり、『釣りバカ日誌』誕生秘話を、当時の編集者たちとの想い出も含め語る。

著者紹介

北見 けんいち (キタミ ケンイチ)  
マンガ家。1940年、旧満州国新京(現在の中国吉林省長春市)生まれ。多摩美術大学付属芸術学園写真学科卒業。赤塚不二夫のアシスタントを経て、1979年『どじょっこふなっこ』(少年画報社)でデビュー。同年『釣りバカ日誌』(原作:やまさき十三)を小学館「ビッグコミックオリジナル」誌で連載開始し大ヒットとなる。1988年より国民的映画シリーズとして実写映画化。アニメ化、テレビドラマ化もされる。既刊113巻、現在も連載中。第28回小学館漫画賞(1983年)、第38回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞(2009年)受賞
小田 豊二 (オダ トヨジ)  
文筆家・インタビュアー。1945年、旧満州国ハルビン市(現在の中国黒竜江省ハルビン市)生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。出版社、デザイン事務所勤務後、井上ひさしの「こまつ座」創立に参加。1992年より聞き書きの活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)