商品内容
要旨 |
小学生の娘が入団した、地域の少女サッカーチームのコーチになってしまった父。サッカーは見るのもやるのも大好きだけれど、人にものを教えることは大の苦手という彼が、やがて子どもたちのプレイに夢中になり、仕事以外の時間のほとんどを練習や試合に捧げるようになる。運動が苦手だったはずの娘は、悔しさやチームメイトの信頼と友情を糧に、レギュラーを勝ち取るまでに成長していく―。平凡だけれど時に泣きたくなるほど愛おしい、サッカーをめぐる父と娘の日常を描いたエッセイの文庫化。 |
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ポジション |
おすすめコメント
父と娘の熱くて愛おしい日々を綴るエッセイ 《彼女たちはどこにでもいる小学生の集まりでしかないのだ。それでも私たちにとっては、メッシやクリスチアーノ・ロナウド以上に関心を寄せる、唯一無二の選手たちだった。》(本文より) 娘が入団した地域の少女サッカーチームの、〈ボランティアコーチ〉になってしまった父。サッカーは見るのもやるのも好きだけれど、人に〈教える〉ことは大の苦手という彼が、やがて子どもたちのプレイに夢中になり、仕事以外の時間のほとんどをチームに捧げるようになる。運動が苦手だったはずの娘は、悔しさやチームメイトとの友情を糧に、「どんなときでも絶対あきらめないディフェンダー」としてレギュラーを勝ち取るまでに成長していく。ごくごく平凡だけれど、時に泣きたくなるほど愛おしい、サッカーをめぐる父と娘の日常を描いた名エッセイが待望の文庫化。解説は、『オシムの言葉』の著者でジャーナリストの木村元彦氏。サッカー監督・佐々木則夫氏も絶賛した、子育て世代必涙の「未来のなでしこ奮闘記」です。