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祇園「よし屋」の女医者

小学館文庫 ふ26−1

出版社名 小学館
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-09-406860-3
4-09-406860-0
税込価格 825円
頁数・縦 349P 15cm
シリーズ名 祇園「よし屋」の女医者

商品内容

要旨

文化五年(一八〇八)、京都は祇園末吉町で五十年以上続くお茶屋「よし屋」の一人娘・月江は、日々舞妓の修行に勤しんでいた。この年十六になる月江は、いずれは母親の跡を継ぎ「よし屋」の女将になることを望まれていた。そこへ新年早々、常連の医師小島源斎がよし屋を訪れ、月江を預かって女医者にしたいと申し出る。源斎の言いように当初は腹を立てた母親だったが、月江の思いを汲んで源斎の手伝いを許してくれる。療治所で医学書の筆写を始めた月江は、やがて生糸問屋の娘の治療に駆り出され…。現役の医師である著者によるさわやかな医療時代小説!

出版社・メーカーコメント

さわやかな医療時代小説!

著者紹介

藤元 登四郎 (フジモト トシロウ)  
宮崎県生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。フランス・サルペトリエール病院に留学し、神経精神医学を研究。また、日本SF作家クラブ会員として、「『高い城の男』―ウクロニーと「易経」」で、第6回日本SF評論賞選考委員特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)