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左京区桃栗坂上ル

小学館文庫 た21−3

出版社名 小学館
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-09-407048-4
4-09-407048-6
税込価格 902円
頁数・縦 413P 15cm

商品内容

要旨

「わたし、お兄ちゃんのおよめさんになる」父親の仕事の都合で引越してばかりだった璃子は、四歳のとき奈良で果菜と出会った。二人は毎日のように遊び、それにときどきつき合ってくれたのが、果菜の兄・実だった。やがて璃子は奈良を離れるが、高校進学と同時に再び関西へ移住する。京都市内の大学に進学した“お兄ちゃん”は学生寮で暮らしていて、仲間たちもどこかクセのある理系男子たちばかり。そしてある秋晴れの日、璃子の人生を左右する事件が起きる。長年こころに秘めた恋の行方に、あたたかな余韻が待ち受ける幸福度満点の最高傑作。

出版社・メーカーコメント

左京区シリーズ最新作にして、幸福度200%の最高傑作、待望の文庫化! 幼いころに遊んだ“お兄ちゃん”は、京都の大学で料理おたくの理系男子になっていた。シリーズ最大規模の恋の嵐が「左京区」に吹き荒れる!

著者紹介

瀧羽 麻子 (タキワ アサコ)  
1981年兵庫県生まれ。京都大学卒業。2007年『うさぎパン』で第二回ダ・ヴィンチ文学賞大賞、19年『たまねぎとはちみつ』で第六六回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)