• 本

人面瘡探偵

小学館文庫 な33−2

出版社名 小学館
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-09-407114-6
4-09-407114-8
税込価格 836円
頁数・縦 365P 15cm

商品内容

要旨

相続鑑定士・三津木六兵の肩には人面瘡が寄生している。頭脳明晰な彼を六兵は「ジンさん」と呼び、頼れる友人としていた。ある日、六兵は信州の山林王、本城家の財産分割協議に向かう。相続人は尊大な態度の武一郎、享楽主義者の孝次、本城家の良心・悦三、離婚し息子と共に戻ってきた沙夜子の四人。家父長制が残る家で協議はなかなか進まない。ある晩、蔵が火事に遭い、武一郎夫婦の死体が見つかる。さらに孝次は水車小屋で不可解な死を遂げ…。ジンさんは言う。「俺の趣味にぴったりだ。好きなんだよ、こういう横溝的展開」骨肉の遺産争いに隠された真相とは!?

出版社・メーカーコメント

相続鑑定人・三津木には「ジンさん」と呼ぶ人面瘡が寄生している。依頼を受け山林王の遺産分割協議に赴くが、長男は焼死、次男が水車小屋で縊死する事件が発生。切れモノ毒舌人面瘡とボンクラ探偵が真相に挑む!

著者紹介

中山 七里 (ナカヤマ シチリ)  
1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第八回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)