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勘定侍柳生真剣勝負 7

旅路

小学館文庫 Jう01−7 小学館時代小説文庫

出版社名 小学館
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-09-407265-5
4-09-407265-9
税込価格 781円
頁数・縦 307P 15cm
シリーズ名 勘定侍柳生真剣勝負

商品内容

要旨

淡海一夜は柳生十兵衛と国元へ向かっていた。ようやく辿り着いた箱根だったが、小田原藩の横目付と関所番頭から足止めの嫌がらせに遭う。一方、信州高遠藩の保科肥後守を執政にすべく、大石高の国への領地替えを企む三代将軍家光の野望を果たさんと、宗矩は加藤明成が統べる会津藩に潜り込ませた伊賀者に密命を発した。他方、一夜への嫁入りを望む信濃屋・永和と伊賀忍・佐夜はついに江戸の地を踏み、駿河屋総衛門のもとへ。しかし宗矩に知られ、忍を差し向けられてしまう。さらに、老中・堀田加賀守の陰謀に巻き込まれた柳生左門は…。雲煙飛動の第七弾!

出版社・メーカーコメント

御家騒動か!? 柳生宗矩と十兵衛が激突!  柳生宗矩の意に背いて、淡海一夜は柳生十兵衛と大和へ向かっていた。東海道を上り、ようやくたどり着いた箱根だったが、早くも関所番頭から足止めの嫌がらせに遭う。一方、信州高遠藩の保科肥後守正之を執政にすべく、大石高の国への領地替えを企む徳川将軍三代家光の野望を果たさんと、宗矩は加藤明成が統べる会津藩に潜り込ませた伊賀者に密命を発した。他方、一夜の嫁を望む信濃屋の永和と伊賀忍の佐夜はついに江戸に足を踏み入れ、駿河屋総衛門に厄介に。

著者紹介

上田 秀人 (ウエダ ヒデト)  
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年、「身代わり吉右衛門」で、第二十回小説CLUB新人賞佳作受賞。2010年、『孤闘 立花宗茂』で第十六回中山義秀文学賞を受賞。22年、「百万石の留守居役」シリーズで第七回吉川英治文庫賞を受賞。「奥右筆秘帳」シリーズは、「この時代小説がすごい!」の〇九年版、一四年版と二度にわたり、文庫シリーズ第一位を獲得し、第三回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)