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ほどなく、お別れです 〔3〕

思い出の箱

小学館文庫 な38−4

出版社名 小学館
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-09-407456-7
4-09-407456-2
税込価格 825円
頁数・縦 342P 15cm
シリーズ名 ほどなく、お別れです

商品内容

要旨

美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり…。火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹―「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。

出版社・メーカーコメント

大反響の「訳あり」お葬式小説、第三弾!  美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり……。火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹−−「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。  【編集担当からのおすすめ情報】  美空が「坂東会館」のアルバイトから社員になって、はや2年。上司であり、目標でもある上司の葬祭ディレクター・漆原の指導は相変わらず厳しめ。それでも、ご遺族が前に進めるような心から納得できる式を、という志のもと日々奮闘し、着実に成長していく美空のところに、社長の甥・小暮さんという小さな嵐がやってきます。落涙必至の「訳あり」葬儀や、佐藤日向さんの解説にもぜひご注目ください。

著者紹介

長月 天音 (ナガツキ アマネ)  
1977年、新潟県生まれ。大正大学文学部卒業。「ほどなく、お別れです」で第十九回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)